​Esports(electronic sports)という言葉は、今では多くの方が当たり前に知っています。それはつまり、ゲームでお金を稼ぐことが、仕事として明確に区分されたということです。またyoutuberなどの動画配信者を含め、“楽しい”を人に伝えるコンテンツの需要が高まっています。ですが、実際は楽しいことをただやっていればいいわけではありません。当然、やりたくないことや苦手なこともやらないといけませんよね。活動していくためにはいろんな知識や常識、社会の仕組みなどを知ることも、とてもとても大切です。

とはいえ、それらを学ぶためだけに机に座って自分から勉強をできる子供は、実際そう多くありません。加えて、学校の授業のように、多少なりとも無理やりその環境に身を置いて学習できる子供ばかりではありません。そういった、既存の学習スタイルがあまり合わない子供たちの行き場の一つとして、ゲームというコンテンツを通して社会を知り、人とのつながりやコミュニケーションを深めていきたいと思っています。